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村瀬 廣氏と村瀬 康氏 区長と対談

初代区長のご子息、村瀬廣氏と村瀬康氏が樋口高顕区長と対談

区の花さくら 未来への礎

2023年11月24日、初代千代田区長であった村瀬清氏のご子息、村瀬 廣氏(写真右)と村瀬 康氏(写真左)が千代田区役所を訪れ、現区長の樋口高顕区長と懇談のひとときをもちました。

今回の訪問は、当サイト運営者 岡村が村瀬氏のご子息とお会いできたことを機に「区の花さくら再生計画」20周年の記念の年に、初代区長のご家族と現樋口区長との面会を願ったものでした。

戦後の復興期1947年に初代区長に就任した村瀬氏のご子息から、東京の中心である千代田区の都市景観を重視し、欧州の大都市を視察して見聞を広げ、区民や戦争で失った多くの命のためにもさくら景観に心を注ぎました。

今回の樋口区長との懇談では、初代村瀬区長の足跡や息子の側から見た父の思い出をたどるとともに、樋口区長の公共空間の在り方についてのお話に耳を傾けました。

ところで、区内のさくらは既に70歳前後になって、樹勢が低下し、様々な問題が生じてきました。都市の環境はさくらに厳しいものになっています。20年前の2004年に、区は全国に先駆けて「区の花さくら再生計画」を策定しました。そして2023年に20周年を迎えました。

およそ70年前の初代区長村瀬氏のさくらへの思いを受け継ぎ、区は今後も一層美しい景観のさくらを守り、未来の子供たちに残していくことを約束しました。

同席者は手前右から奥に向かって岡村比都美、村瀬康、村瀬廣、小藤田正夫、道路公園課石川久、樋口高顕区長、道路公園課神原佳弘

この面会の記事は『広報千代田』(2024年3月5日発行)に掲載されました。

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